息子さんとのしりとり、「う」が続くと、ついスマートフォンの検索画面を開きたくなりますよね。そして、せっかくの楽しい時間が「うーん…」という沈黙で気まずくなってしまう。わかります、私も2人の子どもを育てる母として、何度も同じ経験をしましたから。
でも、もしその「う」が、親子の笑顔を引き出す「チャンスの合図」だとしたら、どうでしょう?
この記事では、単に「う」から始まる言葉をたくさん紹介するだけではありません。元・幼稚園教諭の視点から、しりとりという遊びを通じて、お子さんとの会話がもっと豊かになり、お互いの「大好き!」が深まるための、とっておきの言葉リストと関わり方のコツをお伝えします。
この記事を読み終える頃には、「う」で始まる言葉に詳しくなっているだけでなく、息子さんとのしりとりが、ただの言葉遊びから親子の絆を深める最高のコミュニケーションタイムに変わっているはずです。
この記事を書いた人:かな先生
元・幼稚園教諭 / 2児の母の言葉遊びクリエイター
幼稚園教諭として5年間、多くの子どもたちの「言葉の育ち」に寄り添ってきました。現在は2人の男の子の母として、日々奮闘しながら、遊びを通じた親子のコミュニケーションをテーマに、育児雑誌での連載やワークショップ活動を行っています。
実はみんな苦手?しりとりで「う」が続くと気まずくなる理由
まず、佐藤恵美さんに一番お伝えしたいのは、「『う』で詰まってしまうのは、ママのせいではありませんよ」ということです。
私が幼稚園でたくさんの子どもたちと遊んできた中でも、「う」はいつも先生や子どもたちを悩ませる、ちょっぴり意地悪な音でした。それもそのはず、そもそも日本語には「あ」や「か」などの他の音に比べて、「う」から始まる名詞、特に子どもたちが知っているような身近な言葉は、数が少ないのです。
ですから、大人でもすぐに思いつかなくて当然です。
でも、見方を変えれば、この「みんなが詰まりやすい『う』」こそ、しりとりをただの勝ち負けのゲームから、新しい発見や笑いが生まれる学びに変える絶好のチャンスなのです。次の章で、そのための魔法の言葉たちをご紹介しますね。
【場面別】かな先生おすすめ!親子の会話がはずむ「う」の言葉リスト
ここからは、いよいよこの記事の核となる言葉のリストをご紹介します。
ただし、これは単なる単語の暗記帳ではありません。私が提案するのは、①子どもが絶対笑う「おもしろ言葉」、②知的好奇心をくすぐる「なるほど言葉」、③ゲームを盛り上げる「ちょいズル言葉」という、3つの場面に合わせたリストです。
それぞれの言葉に、どんな風に声をかければ親子の会話がもっと楽しくなるか、そのヒントも添えました。ぜひ、息子さんの顔を思い浮かべながら見てみてください。
まずはコレ!子どもが絶対笑う「おもしろ言葉」
しりとりがマンネリ化してきたな、と感じたら、まずは「笑い」のカンフル剤を打ちましょう!正しさよりも、楽しさが優先です。
- うんち
- 声かけのヒント: 「えー!うんちって言ったなー!(笑)じゃあ次は『ち』だね!」
- かな先生のメモ: 5歳くらいの子どもは、この言葉が大好き。しりとりは言葉の面白さに気づくきっかけです。「しりとりの中だけはOK!」という特別ルールにすると、子どもは大喜びしますよ。
- うきわ
- 声かけのヒント: 「うきわ、いいね!今年の夏は、どんな浮き輪でプールに行こうか?」
- かな先生のメモ: 楽しい夏の思い出と結びつく言葉は、子どもの中から自然と出てきやすい言葉の一つです。
🎨 デザイナー向け指示書:インフォグラフィック
件名: 面白い顔で浮かんでいる浮き輪のイラスト
目的: 「おもしろ言葉」の例として、読者の気持ちを和ませ、楽しい雰囲気を伝える。
構成要素:
1. メイン: ニコニコと笑っている、あるいは面白い顔をしているカラフルな浮き輪。
2. 背景: 水しぶきや泡などを少しだけ描き、プールや海の雰囲気を出す。
デザインの方向性: 子ども向けの記事なので、暖色を使った、手書き感のある優しいタッチのイラストを希望します。
参考altテキスト: 面白い顔をして水に浮かんでいる浮き輪のイラスト
- うらめしや〜
- 声かけのヒント: 「うらめしや〜!おばけだぞ〜!」と言いながら、少し怖い顔をして見せる。
- かな先生のメモ: 言葉のリズムや響きの面白さを体感できます。親子でジェスチャーを交えながら言うと、さらに盛り上がります。
- ウルトラマン
- 声かけのヒント: 「お、ウルトラマン!かっこいいね!じゃあ次は『ん』が付いちゃったから、ママの負けだ〜!」
- かな先生のメモ: ウルトラマンは、5歳児の興味を引く代表的なエンティティです。あえて「ん」で終わる言葉を使い、「負け」を演出するのも、子どもの満足感を高めるテクニックです。
- うどん
- 声かけのヒント: 「うどん!陽太くんは、きつねうどんと、たぬきうどん、どっちが好き?」
- かな先生のメモ: 食べ物の言葉は、子どもの生活に密着しているのでイメージしやすく、会話を広げるきっかけになります。
ママ、すごい!と尊敬される「なるほど言葉」
次にご紹介するのは、息子さんの「知りたい!」という気持ち、すなわち好奇心を刺激する言葉たちです。この好奇心こそが、結果として語彙力をぐんぐん伸ばす原動力になります。
- うるうどし(閏年)
- 声かけのヒント: 「うるうどしって、4年に1回だけ特別な日が増える年のことなんだよ。不思議だね!」
- かな先生のメモ: すべてを正確に理解できなくても大丈夫。「なんだか特別」という感覚が、知的な興味の入り口になります。
- うす(臼)
- 声かけのヒント: 「うすはね、お餅をつく時に使う、石でできた大きな器のことだよ。ぺったん、ぺったんってね」
- かな先生のメモ: 今はあまり見かけない道具の言葉は、昔の暮らしや文化に触れる良い機会になります。
- うきよえ(浮世絵)
- 声かけのヒント: 「うきよえは、昔の日本で描かれた絵のこと。今度、図書館の図鑑で一緒に見てみようか?」
- かな先生のメモ: 言葉に詰まったら、しりとりと辞書アプリや図鑑は補完関係にあると考えましょう。「一緒に調べる」という行為そのものが、親子の楽しい探検タイムになります。
- うなぎ
- 声かけのヒント: 「うなぎって、にょろにょろしてて、食べると元気が出るんだよ!」
- かな先生のメモ: 生き物の名前は、生態や特徴とセットで伝えると、子どもの記憶に残りやすくなります。
- うちゅう(宇宙)
- 声かけのヒント: 「うちゅう!お空のもーっと上には、お星様がたくさんある宇宙が広がってるんだって」
- かな先生のメモ: 子どもの想像力をかき立てる壮大なテーマの言葉は、夢のある会話につながります。
どうしても勝ちたい時に…「ちょいズル言葉」
しりとりは、時には真剣勝負!ママだって勝ちたい時がありますよね。そんな時に使える、ルールの中で相手を「うーん」と唸らせる言葉たちです。
ママのための必勝メモ
しりとりで強いのは、「る」で終わる言葉。なぜなら、「る」から始まる言葉はとても少ないからです。ここぞという時に使って、パパや息子さんを驚かせてみましょう!
- うしる(後)
- 声かけのヒント: 「う・し・る!はい、『る』だよ〜!」
- かな先生のメモ: 「後ろ」のことですが、ひらがなで言うと少し意地悪な響きに。ゲームを盛り上げるスパイスとして使いましょう。
- うるし(漆)
- 声かけのヒント: 「うるし!きれいな赤いお椀とかに塗ってある、ツヤツヤのやつだよ」
- かな先生のメモ: 子どもには馴染みが薄い言葉なので、攻撃力は高めです。
- うり(瓜)
- 声かけのヒント: 「うり!きゅうりとかメロンの仲間なんだよ」
- かな先生のメモ: シンプルですが、意外と出てこない言葉の一つです。
- うわばき(上履き)
- 声かけのヒント: 「うわばき!幼稚園で毎日履いてるね!」
- かな先生のメモ: 日常的な言葉ですが、「き」で終わるので、相手にパスをしやすい守備的な使い方もできます。
- うらない(占い)
- 声かけのヒント: 「うらない!明日の天気は晴れかな?って占ってみようか」
- かな先生のメモ: 「い」で終わるため、これも守備的。会話も広げやすい便利な言葉です。
言葉だけじゃない!しりとりが10倍楽しくなる「親子の関わり方」3つのコツ
ここまで様々な言葉を紹介してきましたが、しりとりを最高に楽しくするのは、言葉の数そのものではありません。しりとりは、親子コミュニケーションを豊かにするための最高の手段です。最後に、その価値を最大限に引き出すための関わり方のコツを3つお伝えします。
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「知らない言葉」を褒める 息子さんが、まだ存在しない言葉や、間違った言葉を言った時、すぐに「それは違うよ」と訂正していませんか?そんな時は、まず「へぇ!そんな言葉があるんだ!どんなものかママに教えて?」と、一度受け止めてあげてください。その子どもの中にあるイメージを歓迎する姿勢が、自由な発想力や、言葉で表現しようとする意欲を育てます。
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絵しりとりに変える どうしても言葉が出てこなくなったら、「じゃあ、絵で描いてみようか!」と誘ってみましょう。紙と鉛筆さえあれば、そこは新しい遊びの舞台です。言葉で詰まっても、遊びは続くんだという柔軟な発想は、子どもがこれから出会うであろう様々な問題解決の場面で、きっと役に立ちます。
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「負けてあげる」も大切な戦略 時には、わざと「ん」のつく言葉を言ってみて、「あー!ママの負けだー!陽太くん、強いなあ!」と、笑顔で降参してあげてください。子どもは、大好きなママに勝てたという経験を通じて、大きな自信を得ます。その自信が、「またやりたい!」という次への意欲につながるのです。
「う」は、親子の絆を深める合言葉
「う」から始まる言葉は、ただの単語ではありません。それは、親子の笑顔と「知りたい!」という好奇心を引き出すための、魔法の呪文です。
この記事をここまで読んでくださった恵美さんは、もうしりとりの達人です。言葉のリストや関わり方のコツという武器は、すべて手に入りました。
さあ、今夜のお風呂の時間にでも、さっそく「ママと、しりとりしない?」と誘ってみてください。そして、「う」が回ってきたら、ニヤリと笑って、今日覚えた言葉で息子さんを驚かせてあげてください。
きっと、そこには以前とは違う、笑顔と発見に満ちた、かけがえのない親子の時間が待っているはずです。
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[参考文献リスト]
- 本記事の執筆にあたり、以下のサイトを参考にしました。
- comotto: 「う」から始まる言葉65選!しりとりで使える面白い・可愛い言葉や食べ物など
- kufu: 【うから始まる言葉】しりとりで勝てる!面白い言葉、食べ物など200語以上